intothenight’s diary

埼玉に住んでる電車オタクです。たまに音楽とかも。

怠惰、金欠、撮影欲

誠に勝手ながらブログを開設してしまいました。

 

さて、2024年に入りネタ列車が多数運行されましたが、何故か何一つ撮る気が起きませんでした。また私自身昨年末に新しいレンズ(タムロンのA034型)を購入し、普通なら機材を新しくしたら色々と撮りたくなるものですが、シンプルに怠惰を極めていたというわけです。

 

なんだかんだで2月になり、それまで惰性で生きてきた私自身も流石にそろそろ何かを撮りたいなと欲を感じていました。しかも2/10〜12までは三連休。1日くらいは何か撮ろうと思いずっと気になっていた被写体、E257系をかの有名撮影地である長坂カーブにて仕留めようと決めた訳です。

 

とはいえ埼玉から山梨の北部まで行くのは非常に大変です。もちろん金も車もないので鈍行片道5時間を強いられました。しかも高尾から乗った211系はオールロングシート。もう2度としたくないので次回からはお金を貯めて特急に乗ろうと思います。というか特急に乗るのが普通だと思います(笑)。

 

昔から超有名撮影地として知られていた長坂カーブですがこの日が初訪問。やはり有名撮影地に来ると心が弾むものです。同業の方と構図を確認し合い、気づけば光線条件も良くなってきました。ここで一本練習電を。

 

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544M 普通高尾行

 

長坂は長編成向けのショバなので短編成はあまり向いていませんがとりあえず。松本の211は幕車が多くていいですね。

 

どうでもいいですが、今はアウトカーブしか撮影ができない長坂カーブですが、昔どこかでインカーブでの写真を見た記憶があります。どうやって撮影したのでしょうか(笑)。ちなみにここは上りと下りの線路が離れており、2本の線路の間にかつてのスイッチバックの遺構が残っています。殆どが草木に覆われてしまっていますが。

 

そして同業の方も増えていき通過の数分前。最後の練習電は特急でした。

 

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8074M あずさ74号 新宿行

 

これだけでも満足すぎましたね。埼玉県民としては縁がない車両なだけに余計にカッコよく見えてしまいました。

さてこの数分後、息をつく暇もなく本ネタがやってきました。

 

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9076M あずさ76号 新宿行

 

フル点、激山、バリ晴れ。幕は変に反射して見えませんでしたがほぼ完璧な条件の中通過していきました。久しぶりの鉄にしては上出来だったかなと思います。

 

帰りは特急課金を検討しましたが財布に小銭しかなく断念。毎度257が走るたびあちこちに出かけている方もいらっしゃいますがどこからお金が湧いているんでしょうか。私も頑張らないといけませんね(笑)。

 

その後ボロボロになりながらも鈍行片道5時間、往復で10時間かけて無事に埼玉に帰還できました。Vを決めた達成感よりも疲れたの方が気持ち的に大きかったです。

 

今回初めてE257を真面目に撮ろうとした訳ですが、それまでは基本的に機関車を撮ってました。特に新鶴見EF65 2065号機を追っかけてたのですが… 12月にいなくなっちゃいました。悲しい限りです。

 

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Dec4,2023 単8283 OM入場

 

これ以降何故か釜に対する撮影意欲が失せてしまいました。撮影会もあったみたいですが特急料金を払えない人間が万単位の撮影会にお金を払える訳がありませんね。

さらにこれからの時代、撮りたいと思える機関車も数を減らしていくだろうと思い、思い切って被写体を前々から撮りたくても撮っていなかったE257系にスイッチしてみました。今回は長坂へ撮りに行きましたが、まだまだ他に撮りに行きたい撮影地も沢山あります。先駆者の方の作品も参考に少しずつ学んでいこうと思います。。

 

最後に、タイトルにした「怠惰、金欠、撮影欲」ですが、それぞれ相関性があることをこの撮影にて改めて学びました。毎日しっかりと働き、身体を怠けさせないこと、撮影のために財布を潤しておくこと、自らの身体を労わること、その全てが撮影を行う上で必要不可欠であること。当時怠惰を極めていた、大袈裟に言うと言うと撮影に対する心構えがなっていなかった私自身の心に対して強く響きました。

情けない終わり方になってしまい申し訳ございませんでした。また初めて書いたブログなので見苦しい点も多々あったと思いますが最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2024/03/03